What is English Thinking?

このブログのテーマ、“English thinking” についてご紹介します。
普段、人間は母語を使い思考しています。
それ故みなさんが英文を作る/読むときも無意識に日本語を中継している方が多いことでしょう。
思考を効率化できる
例えば この図形を「英語で言ってください」と言われた時、
多くの日本人は、頭の中で
☆(認識)→ 星(日本語)→ star(英語)
という3ステップを要します。
ですが “English thinking” の場合
☆(認識)→ star(英語)
で済みます。たった1ステップ省略しただけですが、人間の脳は劇的に効率化するのです!
一体なぜ効率化するのか…疑問が湧きますね。
「脳内翻訳」の落とし穴
☆(認識)→ 星(日本語)→ star(英語)
上のように脳内で翻訳することは、銀行での外貨交換に似ています。
通貨を換えると手数料を取られるように、翻訳は脳が余分な労力を消費します。また、間違った翻訳により言葉が本来持つ意味を失うケースもよく見かけます。
日本人が国語を日本語で学ぶように、英語を英語で学ぶことが自然な形なのです。
僕が最初に”English thinking” を試したのは、
「宿題終わらないなー。脳内で2ヶ国語を使うと疲れるから、試しに英語だけで考えてみよう。」
と思ったからです。
僕のように「より楽に、早くタスクをこなしたい。でも成績も落としたくない!」というワガママな方にぴったり。
英語は英語で考える。これを心がけるだけで英語でのインプット/アウトプットが容易かつ正確になります。
完璧を目指さない
English thinking… なんとなく理解できても、マスターするのは難しく感じますよね?
実は僕自身もネイティブではないので英語を話すときでも脳内に日本語が浮かぶことは少なくありません。
しかし、ある程度は意識的にそれを抑制することができます。
みなさんも完璧を目指さず、気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。